どうも、精育奮闘中の不妊パパです。

「私は、この禁煙パイポでタバコをやめました」

「私も、このパイポでタバコをやめました」

「私は、コレ(女性関係)で会社をやめました」

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不妊パパ
僕は、男性不妊症でタバコをやめました(;´∀`)

禁煙パイポの懐かしいCMをご存知の方も多いと思いますが、僕の場合は赤ちゃんが欲しいのになかなかできない『男性不妊症』が原因で、タバコをやめるに至りました。

以前はタバコを1日に10本~15本ほど吸っていたんですが、今では電子タバコに乗り換えることで禁煙に成功し、『食後の一服』や『寝起きの一服』がなくても正気を保てるようになりました(笑)

そんな長年スモーカーだった僕が、喫煙者がなかなかやめられないタバコをなぜやめることができたのか、禁煙成功に導いた最大の理由についてお伝えしていきます。

僕と同じように男性不妊の方で、「タバコをやめないといけないと分かっているのに、なかなか踏ん切りがつかない」という禁煙を目指している方の参考にしてもらえると嬉しいです。

なかなか2人目の子供ができない!その原因が「男性不妊症」と判明!

僕たち夫婦は子供を1人すでに授かっているものの、なかなか2人目の赤ちゃんができないことから、地元で有名なレディースクリニックで妻に受診してきてもらいました。

そして、2回目の受診時は夫婦揃ってクリニックに行ったのですが、この時に僕の精子の検査もすることになり、クリニックの採精室で精子を小さな容器に入れて、検査をしてもらいました。

検査の結果、僕の精子の状態はとにかく悪く、いわゆる男性不妊ですと告げられてしまいます。

ショックが大きく何も手がつかない…でもどこか現実逃避で楽観的に

男性不妊と言われたときは本当にショックで、「僕のせいで今まで赤ちゃんができなかったんだ…」と憂鬱でした。

でも、口では「まぁ精子なんて食生活とか悪かったら少なくなるやろし、イマドキの男なんてほとんどそんなもんちゃう?栄養摂ったら治るよ。」みたいなことを言って妻に対して強がっていました。

半分は強がりで、もう半分は本気でそう思っていたので、タバコも「禁煙しよう!」とすんなり思えたワケではなく、初回の受診で精子の数が少ない乏精子症(ぼうせいししょう)と診断されショックを受けながらも、「どうせ精子くらいちょっと頑張ればすぐに増えるさ」と浅はかな考えでいたんです。

なのでこの時はまだ、「禁煙しなければ!」というほど深刻に事態を受け止めていませんでした。

そんな中、僕が 「タバコをやめる!」と本気で思えたのは、 初めての人工授精をしてもらった時の様子を聞いてからでした。

妻に申し訳ない!自分の精子が無力すぎて死ぬほど情けなくなった…

初回受診の次の排卵の時期には「ひとまず人工授精してみましょう」という流れになっていて、「え?タイミング法を飛ばしてもう人工授精?」なんて夫婦で戸惑いながらも、ひとまず人工授精をしてみることにしました。

そこで、人工授精の数日前からタバコの本数を少なくしたり、いつも抜いている朝食と昼食もきちんと食べるようにして、今回の精子は何気に自信アリだったんですよ。

そして人工授精当日…、先生からはまさかの言葉が!

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先生
ご主人の精子の数が少なすぎて人工授精はムリですね。今回は見送りましょう。

何ですと!?

この人工授精をするために、妻には子宮卵管造影検査<HSG>(これがなかなかイタいらしい)や排卵剤・黄体ホルモンなどの筋肉注射(これもなかなかイタいらしい)など、通院中にかなり痛い思いをしてもらっていたんです。

しかも、レディースクリニックと言えどもお医者さんは男性なので、お医者さんに何度もお股を見られたり触られたりというストレスにも頑張って耐えてくれていたんですよ。

そういう妻の想いと気持ちを考えると、僕の精子のせいで人工授精すらしてもらうことが出来ない無力さに、自分自身が情けなくてたまらなくなったんです。

妻よ…本当にゴメン!これからは変なプライドは捨ててタバコをやめる!

妻に対して感じた申し訳ない気持ちと、さらに「赤ちゃんが欲しい」という夫婦共通の純粋な気持ちを優先しようと思い、ついに僕はタバコをやめる決断を下すことにしました。

確かに今まで、一緒にお出掛けしている時でも、「ちょっとタバコ行ってくる」なんて言って、妻と子供を待たせていることに負い目は感じてたんですよね。

もっと言うと、喫煙で僕にまとわっているニオイをなるべく感じさせないように、吸ったあとはうがい手洗いをしたり、服にファブリーズしたりちょっと時間を空けてから戻ったりetc…、色々と手間をかけて面倒な思いもしてました。

それでも「クサっ!(嫁)」「パパくさい~(娘)」なんて言われていたんです。

なので、きっかけ(男性不妊)は僕にとってとても悲しいものの、家族のためを思うとちょうど良かったと言えばちょうど良かったのかな…なんて今では思えています。

「でも、そんなにすんなりとタバコってやめられないんじゃない?」

もちろん、これだけの気持ちを抱えていてもすんなりやめられたワケじゃありません(笑)

僕は、電子タバコの力を借りました。

詳しくは下記の記事でお伝えしていますので、これから不妊改善のために禁煙をしたいと思っているなら、是非ぜひ参考にしてみて下さい。

病院でも、タバコをやめようと思いますと言うと、「やめれるなら絶対その方がいいです。」と言われたので、やっぱり男性不妊に悩まれているのであれば、赤ちゃんを授かるまでの間だけでも僕と一緒に禁煙にチャレンジしてみましょう!